曲の高さが声と合わないのだが

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ハイサイ!!
おはようございます^^
 
全くの未経験者でも
たったの3時間で三線が弾けるようになる三線教室の
聖です。
 
 
三線を習っている人には常識でも、
まだの人には非常識なことって
たくさんありますよね。
 
そんな内容をできるだけわかりやすく
解説していけたらいいな♪
 
 
【音名と階名】
 
 
音楽の世界には、
音の表現に「音名」と
「階名」というものがあります。
 
簡単に説明すると、
「音名」は絶対音感の世界で
「階名」は相対音感の世界。
 
実は、洋楽の経験者が
三線を習い始めるとき、
この表現の違いで混乱される方が
結構いらっしゃいます。
 
 
洋楽の世界は「音名」を使うので、
どこの国に行っても、
演奏される曲のキーの高さは
一緒なのだとか。
 
でも、三線の世界では、
演奏者個人の喉の調子等に合わせて
キーの高さを変えることが多いんです。
 
例えるなら、カラオケの
キーコントロール機能を使って、
自分の歌い易いキーで
演奏&歌ってもOKってこと。
 
「指の押さえる位置を変える
(または一つずつシフトする)んですか?」
 
と質問を受けることがありますが、
そんな面倒なことはしません(笑)
 
調弦(ちんだみ)を変えて
演奏するんですね。
 
 
ちなみに、三線の調弦は
女絃の開放絃の音を基本とします。
 
例えばC調弦に合せる場合は、
「女絃-中絃-男絃」の音を
「C-F-C」に合せます。
 
B調弦に合せる場合は、
「B-E-B」に合せます。
 
舞台などで斉唱をする際、
「今日はCです!!」とか
「Bに合せて!!」などと言う言葉が
飛び交ってますが、
こういう意味だったんですねぇ(*´∀`)
 
 
【まとめ】
三線の世界では、「階名」が使われる。
 
自分の歌い易いキーで調弦しても、
全然OK!!
 
近くに指導者がいないために、
独学で稽古されてるあなた。
 
高音部の声が出せなくて悩んでいるなら、
まずは調弦を下げてみましょう\(^o^)/