琉球古典音楽の流派はいくつあるの?

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ハイサイ!!
こんばんは^^
 
全くの未経験者でも
たったの3時間で三線が弾けるようになる三線教室の
聖です。
 
 
三線を習っている人には常識でも、
まだの人には非常識なことって
たくさんありますよね。
 
そんな内容をできるだけわかりやすく
解説していけたらいいな♪
 
 
【琉球古典音楽の流派はいくつあるの?】
 
 
以前、琉球古典音楽は、
首里王府の宮廷音楽として始まったと
お伝えしました。
 
 
宮廷音楽は統一された楽譜を用いるので、
全員同じ様に歌うはずなのに、
何故か流派が複数存在します。
 
 
今回の記事は、2015年12月31日時点の
ウィキペディアを参照してます。
 
文献で残っている話だと、
どうやら琉球古典音楽には
4つの流派が存在するようです。
 
湛水親方から始まったとされ、
最も古い「湛水流(たんすいりゅう)」。
 
照喜名名仙(聞覚)から始まったとされ、
今では伝承が途絶えてしまった
「聞覚流(もんがくりゅう)」。
 
知念績高の弟子である
野村安趙から始まった
「野村流(のむらりゅう)」。
 
同じく、知念績高の弟子である
安冨祖正元から始まった
「安冨祖流(あふそりゅう)」。
 
 
何故、こんなにも流派ができたのかは
正直わかりません(笑)
 
現在の二大主流である
野村流と安冨祖流。
 
同じ師匠から教わっているはずなのに
流派が分かれた事実から推測すると、
弟子側の捉え方が若干違っていて
それがお互いに許せなかったのかも
しれませんね。
 
 
【まとめ】
琉球古典音楽には、
4つの流派が存在する。
 
ちなみに、同じ野村流ではありますが、
現在、大人の事情(笑)により
複数の団体が存在します。
 
野村流音楽協会、
琉球古典音楽野村流保存会、
野村流伝統音楽協会といった具合に。
 
分裂しすぎると混乱が生じるので、
これ以上増えないことを願います(笑)