三線の絃は三本とも太さが違うって、ホント?

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ハイサイ!!
こんばんは^^
 
全くの未経験者でも
たったの3時間で三線が弾けるようになる三線教室の
聖です。
 
 
三線を習っている人には常識でも、
まだの人には非常識なことって
たくさんありますよね。
 
そんな内容をできるだけわかりやすく
解説していけたらいいな♪
 
 
【三線の絃は太さが三本とも違う】
 
 
三線は、読んで字の如く、
3本の絃(チル)を振動させて
音を鳴らす楽器です。
 
それぞれの絃を表す名前は、
チンダミ(調弦のこと)を合わせた状態で
音の低い方から順に、
・男絃(をぅーぢる)、
・中絃(なかぢる)、
・女絃(みーぢる)
と呼ばれます。
 
意外と知らない方が多いのですが、
これら三本の絃は、
二枚目の写真のように
太さがそれぞれ異なります。
 
上に伸びているのが男絃(太い)、
左下に伸びているのが中絃(中間)、
右に伸びているのが女絃(細い)です。
 
太さの違い、わかりますかね?
 
 
三線の絃は三枚目の写真のように、
3本セットまたはバラ売りで
販売されています。
 
お近くの三線屋さんやネット通販などでも
購入できます。
 
昔は絹糸が使われていたようですが、
現在は白色のテトロンまたは
ナイロンと言った化繊の絃が
多く使われているようです。
 
僕の周りでは、琉王印の2号セットが
良く使われているようですね。
 
絃は2号の他に、1.5号、1号といった
太めの糸も販売されています。
 
太くなると、音のボリュームや
響き方が変わるそうですが、
僕は試したことがありません(笑)
 
 
また、奄美大島の三線には
四枚目の写真のように、
黄色く染色された絹製の
「大島絃」と呼ばれる
細い糸が使われます。
 
こちらの絃は、
高音が出やすくなってます。
 
奄美大島の民謡は高音を多用するので、
それに合わせて使われるようですね。
 
たまに、胡弓の女絃として
使用されている方もいらっしゃいます。