バチを握る時の親指の位置について

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ハイサイ!!
おはようございます^^
 
全くの未経験者でも
たったの3時間で三線が弾けるようになる三線教室の
聖です。
 
 
三線を習っている人には常識でも、
まだの人には非常識なことって
たくさんありますよね。
 
そんな内容をできるだけわかりやすく
解説していけたらいいな♪
 
 
【バチを握る時の親指の位置は?】
 
 
僕の三線教室では、
三線の構え方を指導する際、
三線を弾くための道具「バチ」の
握り方も一緒に指導してます。
 
この道具、爪のような形をしているので
「ツメ」と呼ぶ人も多いですが、
正式名称は「バチ」のようです。
 
 
バチの握り方を指導する際、
親指の位置について解説してます。
 
本来、二枚目の写真のように
バチの先側に親指を置きます。
 
しかしながら、初心者の9割が
気が付くと三枚目の画像のように
バチの膨らみの所に移動してます(笑)
 
 
弾き比べをするとわかるのですが、
バチの先に親指を置くと、
バチがどの絃に触れようとしているかが
わかりやすいです。
 
たったの数センチなのですが、
親指をバチの先から離して
膨らみの所に置くだけで、
どの絃に触れようとしているか
わかりにくくになります。

 
そして、更に重要な意味を持つのが
早弾きを弾く時。
 
バチの先に親指を置くと、
手首全体の重さが
そのまま親指に伝わるため、
軽い力で弾くことができます。
 
しかし、バチの膨らみの所に親指を置くと、
絃を弾く時にバチがぐらつくので、
手に力を込めてバチを握ることになります。
 
そうなると、手首から先が
ロックされることになりますね💦
 
実は早弾きを弾く時に
手首のスナップを効かせるのですが、
手首から先がロックされてると
スナップを効かせることができません。
 
そうなると、
ある程度までスピードは出せますが、
直ぐにそれ以上スピードが出せなくなる
壁にぶち当たることでしょう。
 
 
【まとめ】
バチを握る時の親指の位置は
バチの先側に置く。
 
これから触れる絃が
どの絃なのかわかりやすくなり、
早弾きで手首のスナップも
効かせやすくなる!