「天キャップ」はただの装飾品じゃないの?

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ハイサイ!!
おはようございます^^
 
全くの未経験者でも
たったの3時間で三線が弾けるようになる三線教室の
聖です。
 
 
三線を習っている人には常識でも、
まだの人には非常識なことって
たくさんありますよね。
 
そんな内容をできるだけわかりやすく
解説していけたらいいな♪
 
 
【「天キャップ」って
  ただの装飾品じゃないの?】
 
 
最近よく見かける「天キャップ」。
 
豊富なデザインで、
可愛らしいのも沢山ありますよね^^
 
僕は、三線教室の生徒さんから戴いた
二枚目の画像のような
花笠をモチーフにした天キャップを
愛用しています。
 
 
ところで、
あなたはこの「天キャップ」が
とても重要な役割を果たしていることを
ご存知でしょうか?
 
「へ?ただの装飾品じゃないの?」
 
僕の周りでも
そういう認識の方が多かったので、
今回は「天キャップ」の重要さの
お話です。
 
 
三線の頭にあたる部分を
「天(てん)」または「ちら」と
呼びます。
 
天の先っぽは尖っていて、
三線の扱いが雑になると、
その尖った先の部分の漆塗装が
少しずつ剥げて行きます。
 
いや、「剥げる」と言う表現は
生易しいですね。
 
むしろ、「欠ける」の方が
正しいでしょう。
 
マイ三線をお持ちの方は、
是非、ご自身の三線を
確認されてください。
 
天の先っぽの所々が欠けて、
ノコギリ状になってませんか?
 
 
天の部分は、
「三線の顔」と表現されるほど
見た目の重要なポイントになります。
 
しかしながら、
三線を置く時などに
コツンと当ててしまい易い
箇所でもあります。
 
そのタイミングで
少しずつですが
先っぽが欠けていくんですね💦
 
誤って天の部分を
何かにぶつけた時に
先っぽが欠けないように
保護具として生まれたのが
この「天キャップ」だったんですね。
 
最初は誰かが赤ちゃん用の靴下を
天の部分に履かせてた?のが
始まりだったと記憶しています。
 
なるほど!良いアイデアだねと、
多くの三線愛好家が真似し始め、
どうせなら靴下じゃなくて
それっぽい保護具として
作られてきました。
 
一度、誰かが作り始めると
今、流行りの模様の生地を使うとか
更に可愛らしいデザインのものが
次々と生まれてきました✨
 
僕に天キャップを
プレゼントしてくれた生徒さんも
様々なデザインのものを
製作&販売されてますよ^^
 
興味のある方は、
コメント欄またはメッセンジャーにて
お気軽にお問い合わせくださいね。

 
 
【まとめ】
「天キャップ」はただの装飾品ではなく
天の先っぽが欠けるのを防ぐための
「保護具」である。
 
最近は可愛らしいデザインも
沢山増えている。
 
 
子供達に三線を教えていた時は、
天が欠けてしまうことなど関係無しに
ガツン!と当てることが多かったので
僕はいつもヒヤヒヤしてました(笑)