三線を弾いた後、ウマは必ず倒すの?

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ハイサイ!!
こんにちは^^
 
全くの未経験者でも
たったの3時間で三線が弾けるようになる三線教室の
聖です。
 
 
三線を習っている人には常識でも、
まだの人には非常識なことって
たくさんありますよね。
 
そんな内容をできるだけわかりやすく
解説していけたらいいな♪
 
 
【三線弾き終えた後、
   どこかへ持ち出すなら
     ウマを倒した方が良い】
 
 
三線の弾き終えた後に、
「絃を緩める必要はありますか?」
という質問と同じくらい聞かれるのが、
「ウマを倒す必要はありますか?」
という質問。
 
答えから言うと、
これからどこかへ持ち出すのであれば
倒しておくことをオススメします。
 
いつでも弾けるように、
自宅に飾っておく場合には、
倒しておく必要はありません(笑)
 
 
では何故、三線を持ち出す時に
ウマを倒しておいた方が
良いのでしょうか?
 
三線を外へ持ち出す際、
運悪くどこかにぶつけてしまう
可能性がありますよね。
 
そのぶつけた箇所が
ウマを立ててある場所だと、
胴の蛇皮を傷付ける可能性が高いです。
 
万が一、皮が破れてしまった場合、
修理方法は皮の張り替えしかなく、
その費用として2万円ほどかかります。
 
また、皮の張り替え作業は
天候に左右されるので、
発注してすぐ対応してもらえない
可能性があります。
 
最近はエアコンを効かせた部屋で
作業することによって
天候に左右されにくくなってますが、
職人さんにもスケジュールってもんが
ありますよね(笑)
 
さらに言えば、
張り替えた皮の厚みや張りの強さが
修理前と比べて変わります。
 
これは一つ一つ職人さんの
手作業で行う仕事なので仕方ないですが、
皮の厚みや張りの強さが変われば
当然、音質も変わります。
 
 
それに比べて、
倒しておいたウマを紛失した場合、
新しく購入する必要がありますが、
その費用は100円程度。
 
三線屋さんに行けば
必ずと言って良いほど在庫があります。
 
前にも書きましたが、
竹製とプラスチック製のウマですら
聞き比べしないとわからないんです。
 
新しいウマになったからと言って、
音質はさほど変わりません。
 
さて、あなたは本皮とウマの
どちらを大切に扱いたいですか?
って話です。

 
【まとめ】
三線を弾き終えた後、
必ずしもウマを倒す必要はない。
 
外に持ち出す時には
倒しておいた方が良い。