早弾曲を弾く時に、最も重要なことは〇〇である

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ハイサイ!!
こんにちは^^
 
全くの未経験者でも
たったの3時間で三線が弾けるようになる三線教室の
聖です。
 
 
三線を習っている人には常識でも、
まだの人には非常識なことって
たくさんありますよね。
 
そんな内容をできるだけわかりやすく
解説していけたらいいな♪
 
 
【早弾きを弾く時に
 一番重要なことって何?】
 
 
三線を始めた人が
いつかは弾けるようになりたい!
と、憧れるのが「早弾き」。
 
エイサーで演奏される「唐船ドーイ」。
琉球舞踊で演奏される「谷茶前」。
飲み会には「オジー自慢のオリオンビール」。
 
本当に沢山の素敵な
早弾き曲がありますよね^^
 
 
さて、ここで皆さんに質問です。
 
早弾き曲を演奏する際に、
最も重要視すべきことって何ですか?
 
 
へ?
「早弾き」というくらいだから、
もちろんスピードでしょ?
 
と思われる方も多いでしょう(笑)
 
 
僕の教室はもちろん、
国の重要無形文化財「琉球舞踊」で
三線の保持者認定されている
僕の師匠、城間盛久先生も
早弾き曲を指導する時に
口酸っぱく、耳にタコができるほど
指導していることがあります。
 
実は、スピードよりも
リズム感が重要ってことです。
 
信用できない方のために、
比較動画もアップしておきます(笑)
 
 
独学で学ばれている方に多いのが
「タン・タン・タン」という同じリズムで
ただ早く弾いているだけの弾き方。
 
このリズムで弾かれると、
実は聞いてる人は全く乗れません。
盛り上がれません。
 
むしろ、追い立てられるような印象で
イライラ感が増します🤣🤣🤣
 
 
じゃあ、どうやって演奏すれば良いか?
 
リズム感を変えて、
「タン・タ・タン・タ」のリズムで
弾くんです。
 
 
琉球舞踊の地謡活動をされる
実演家の皆さんの中にも、
昔は「タン・タン・タン」のリズムで
演奏される方がいらっしゃいました。
 
現在の実演家の皆さんは、
全員と言って良いほど
「タン・タ・タン・タ」のリズムで
演奏されてますよね。
 
いつの頃からか、
琉球舞踊の先生方が、
例え琉球古典音楽がどんなに上手でも、
「タン・タン・タン」のリズムで
早弾き曲を演奏される先生方に
地謡を依頼しなくなったのです。
 
理由は単純で、
踊りにくく盛り上がらないから💦
 
 
これから早弾き曲をお稽古される方は、
スピードではなくリズム感を重要視して
お稽古されてみてくださいね✨
 
 
【まとめ】
早弾き曲を弾く時に重要視されているのは、
スピードではなく、リズム感!